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労働基準法② 賃金支払の五原則
2013年02月15日 (金) | 編集 |



第二十四条  

 賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合又は厚生労働省令で定める賃金について確実な支払の方法で厚生労働省令で定めるものによる場合においては、通貨以外のもので支払い、また、法令に別段の定めがある場合又は当該事業場の労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者との書面による協定がある場合においては、賃金の一部を控除して支払うことができる。

 賃金は、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。ただし、臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるもので厚生労働省令で定める賃金(第八十九条において「臨時の賃金等」という。)については、この限りでない。





 労働基準法上の賃金支払の原則はこれだけ。
 簡単にまとめると、以下のようになるね。

  ①通貨
  ②直接労働者に
  ③全額
  ④毎月一回以上
  ⑤一定期日


 支給する。
 と、このようになるわけ。

 じゃあ、一つ一つ掘り下げてみる。




 ①通貨で

 一般的に、給与は通貨で貰うよな。日本円サマサマですわ。
 これは何故かというと、現物の場合価格がはっきりしないからなんよね。
 換金しようにも価値がわからないし、すぐにカネに変わるわけでもない。
 そんな無用な悩みを持たせない為に、この原則があるわけ。

 「うちの会社、現物支給あるんだけどwwwwwww法律違反ワロスwwwww」
 とか思っちゃった人とかいないよね? 原則があるなら例外もあるんだよ。
 じゃあその例外はというと

 ①法令に別段の定めがある場合
 ②厚生労働省令で定める賃金について確実な支払の方法を採る場合
 ③労働協約に別段の定めがある場合


 これだけあるわけ。

 ②は口座振込とかのことな。
 更に書くと、口座振込をするのにも労働者の同意が必要になるよ。
 ちなみに小切手での支払いはアウトな。でも退職手当ではOKだ。




②直接労働者に

 これは簡単に言えば「ピンハネ」を防止するための原則だね。
 直接労働者に支払われず、一旦第三者を通したりすると、いつの間にか

 「あれ? 何かお金足りないww搾取wwwwコポァwwwwww」

 ってなっちゃうからね。

 ちょっと踏み込んだ話をすると、代理人とか親とかに

 「ちょっとお前、お金受け取ってきてよwwwwww」
 「この子の給料はあたしのモノざますwwwwwww」

 とか依頼されたり言われたりして取りに行かせる(行く)のは、どうなるか。

 答えはアウト。どっちも違法です。
 本当にありがとうございました。
 あ、でも奥さんに取りに行ってもらう(自分は病気とか)ならOKだ。




③全額を

 端的に言うと「わけのわからん控除は禁止」って意味な。
 あと、全額払われないと生活安定しなくなっちゃうからね。
 危ないね。

 「えwwwwじゃあ社会保険料とか控除するの違反wwwwww」

 とか思った人、まずはお茶を飲んで落ち着け。
 もちろんこれにも例外があるからな。
 それがコレ↓

 ・法令で別段の定めがある場合

 これですよ、これ。

 伝家の宝刀「法令で別段の定めがある場合」

 じゃあ具体的に何を控除していいの? って話なんだけど
 
 ・社会保険料
 ・所得税
  etc...

 こういうのは控除しちゃってもOKっす。はい。
 できれば払いたくないけどな。




④毎月一回以上

 急に事業主さんから

 「チーッスwww今月資金繰りやばいから給料の支払い遅らせるわwwww」

 って言われたらどうする? 何か腹立つよね。
 ローン組んでる人は引き落とし日が決まってるし、アニメのBDとか欲しい人は

 「ちょっwwwww給料ないから発売日に買えなくなったwwww」

 って事態になるかもしれない。これは困る。
 それで売切れとかになっちゃったら目も当てられない。

 この原則は、そういう事態を防いだり、労働者の生活の安定を図るためのもの。
 これに関しては、具体的に言わなくても想像できるよね。




⑤一定期日に

 これが④毎月一回以上、と密接な関係にあるのは想像できるよね。
 毎月一回以上、一定期日にお給料! 素晴らしい! 超安定! 安月給だけど!
 じゃあ具体的に一定期日ってなんぞ! って話なんだけど
 毎月月末とか、毎月15日とかはOKな。
 でも毎月第二金曜、とかはアウト。第二金曜がいつくるかわかったもんじゃない。
 これに関して例を挙げておくと

 2013年3月の第二金曜日は3月8日
 2013年4月の第二金曜日は4月12日

 な? 4日も差が出てくる。
 こんなんじゃ安定しないよな。
 つまりそういうことだ。




 以上、賃金支払の五原則っした。


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労働基準法① 労働基準法の効力
2012年09月30日 (日) | 編集 |
労働基準法の私法上の効力の発生


労働基準法第13条  

この法律で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。
この場合において、無効となつた部分は、この法律で定める基準による。

(Wikipediaより:http://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%9F%BA%E6%BA%96%E6%B3%95%E7%AC%AC13%E6%9D%A1)


ケース①

労働者A「ちょっと経営者さん、この労働契約って労働基準法満たしてないっすよねwwww」

経営者「は? お前契約書にサインしたじゃん。今更文句言うなし。黙って従えよwwwww」

労働者A「え……まじっすかwwwwwww」

労働基準法「ちょっと待てよ」

経営者「誰っすかwwwwww」

労働基準法「誰とか、そもそも人じゃねーしwwwwww」

労働基準法「労働基準法第13条では、労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定めている場合には無効になるんだよ。で、無効になった部分は労働基準法で定める基準まで引き上げるからwwwwwwwww」

労働者A「経営者ざまぁwwwwwwこれで全部無効っすねwwwwwwwwwこの部分とか労働条件悪すぎっすもんwwwwwwww労働基準法さん、この条件も引き上げてくださいよwwwwwww先輩、マジリスペクトするっすwwwwwww」

労働基準法「そうはい神崎」

労働者A「え?」

労働基準法「基準に達しない場合は一部無効なんスよ。つまり、労働契約全部が無効になるわけじゃねーからwwwwwwwお前の言ってる部分は労働基準法満たしてるから有効なんだよwwwwww」

経営者「ざまぁwwwwww」


ケース②


労働者B「やべえwwwww仕事見つかんねえwwwwwここ、労働基準法満たしてないけど贅沢言ってらんねえわwwwwwwwwこの条件でおkっすwwwwwwwww」

経営者「おk。これで契約成立な」

労働基準法「待てってwwwwwww」

経営者「しゃしゃり出てくんなしwwwwwwwwww俺ら合意の上で労働契約結んでるんスよwwwwwwwwww今更お前が出てきても意味ねーからwwwwwwwwww」

労働基準法「俺、労働契約の内容に直接規律できる能力者だからwwwwwww」

経営者「それで?wwwwwwwいくらお前でも合意の上での契約は変更できねーだろwwwww」

労働基準法「できるんだなこれが。当事者同士が合意してても、労働基準法に違反する場合は労働契約の効力なくなるんだわwwwwww残念ですねwwwwwww」

経営者&労働者B「ぐぬぬ」



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